【まとめ・仕方なく作る無農薬野菜】自然薯2024年2月-2024年12月・現在栽培中

本記事で育てている作物・植物の種類

山で取る天然ものはとても希少価値が高く高級なことで知られる自然薯。自然薯を切って植えればまた自然薯ができるらしいので無限栽培をやってみています。結果はまだ出ていません。

和名ヤマノイモ・山芋・自然薯(ジネンジョ)
ヤマノイモ科
ヤマノイモ属
pH5.5-6.5
植え付け・種まき時期
暖地春 4月
温暖地
中間地
春 4月、5月
寒冷地春 4月、5月
寒地春 5月

※種袋に書いてあるものや今までの感覚・調べた情報を参考にしているので、一般的な情報と異なる場合もあります。

特徴

粘りが強く皮ごと食べると香りが高くとても美味しい自然薯。

天然物は本来グネグネ曲がっている根なので掘り出すのがとても大変そうだが、畑ではパイプで誘導してまっすぐの芋を作ることで容易に掘り起こせるようです。簡単で天然で高級な芋なら畑で自作しないわけにはいかないと思う。

名称については「山芋」という総称でそこに長芋・自然薯などのトロロ芋ーズが包括されているようだが正直なところトロロ素人の私には差がわからない。

増やし方

ムカゴで育てる

「いやまずムカゴってなんだよ。」と思うだろう。私が子供の頃もそうだった。知っている人にしてみれば当たり前のものだが、縁が無い人には未知の存在「MU-KA-GO」。

簡単に言うと植物が成長する過程で葉の付け根や頂点からいきなり膨らんでくる本体の赤ちゃんみたいな玉のこと。そいつらはポロポロと落ちるので拾って土に埋めると種と同じでまたその植物が生えてくる便利な分身みたいなものだ。

自然薯や山芋もこのムカゴを植えることで増やすことができる。但しヤマノイモ類のムカゴはとても小さいので1年程育ててから種芋にする必要があるようだ。

種芋から育てる

当日誌でもやっている方法で、長い芋を40~60g程度にカットして芽を出させて植えるだけだ。あとは育てればそのまま年の瀬が近づいて収穫できる。

すごいどうでも良い話

調べていて嬉しかったことは、自然薯の学名がDioscorea japonica(ディオスコレア・ジャポニカ)ということ。

同じヤマノイモ属(ディオスコレア)といえばこっそりとても可愛がって栽培している塊根植物(コーデックス)のディオスコレア・エレファンティペス(アフリカ亀甲竜)などと同じ仲間ということで、自然薯も同じ様に可愛く思えてくる点だ。コーデックス界隈ではとても馴染みのある名前だと思う。

だから私は自然薯をディオスコレア・ジャポニカと呼び、亀甲竜の仲間として可愛がろうと思う。ほんとどうでもよくてごめん。

作業記録

2024年02月12日 作業(詳細)

芽出し

芽出し用に1片60g程度にカットします。なるべく消毒済みのカッターなどを使用して切った方が良いと思います。勿論私は、消毒も何もしていない手元のカッターで無造作に切りました。

はじめに、水分がついたままだと腐ってしまうかもしれないので念の為切り口を数時間干します。勿論私は待てずに数秒眺めてから作業を進めました。

そのまま適当な容器の底に砂等の無菌無肥料の資材を敷いてその上に芋を隙間なく並べます。ここでは川砂を使いました。温度管理をするために発泡スチロールを使う場合は水抜き穴は開けたほうが良いでしょう。

最後に上から薄く砂をかけて埋め、水をかけて日中温かい場所に置いたら完成です。乾いたらまた水やりをしながら腐らないように風通しの良い場所で管理していきます。

使ったもの
  • 昨年そのへんで買った自然薯
  • プランター(水抜き穴を開けた発泡スチロールでも良い)
  • 川砂(中目) 10割

2024年02月15日 作業(詳細)

土作り(荒起し)

今年自然薯を植える場所は今まで一切使っていない畑の端の方なので、まずは40cm程粗く掘り起こしました。まだ植付け予定の4月までに時間がたっぷりあるので、何度か繰り返し掘って他の植物の根っこ等を取っていく必要がありそうです。

2024年03月20日 作業(詳細)

発芽

2月中旬に川砂に埋めて窓辺に置き1ヶ月以上経ち、全く動きを見せず不安になりながらも砂が乾くたびに水やりを続けていたところ、やっと発芽した。めちゃくちゃ嬉しい。

山芋類は初めて育てるので、正直なところ発芽なのか発根なのかはわからない。兎に角頑張れ自然薯。

シェアする

フォローする