誰でもできる、勢いで借りた畑で育てる春のジャガイモ(作業1)2024年02月・種芋の保管と芽出し

本記事は小さな家庭菜園で一昨年2024年2月~3月に植え付けをする「春のジャガイモ」の2024年1回目の作業記録です。2月上旬の作業記録になります。

栽培記録まとめ – 春のジャガイモ2024年1月-2024年6月・現在栽培中

※ジャガイモは収穫した芋を種芋にすることはできますが、当該機関で多岐に渡るチェックをしっかりと受けた上で厳重に管理された種芋を2月中旬頃から購入して栽培するのが普通です。それだけウィルス等の病気が悪い影響を与えるからです。また種苗を増やす目的で栽培する場合、個人でなのか商売なのかによっても法令上の問題や制限がある登録品種も多いため、自家採種する場合はよく調べてから実施してください。

今年は昨年の採取したジャガイモから50g前後の病気の無い(目視では確認するに足りないと思うけど)芋だけを選び、プランターに入れて土を被せ冬越ししたものと、それとは別に購入した品種の合計4品種植える予定です。

今はこんな段階

芽出しを開始した日

2024年2月3日(現在1日目)

定植(移植)した日

2024年2月~3月(予定)

今の状態

現在手元には、昨年採取した中から50g前後の芋を厳選しプランター内で土を被せ、上からビニールシートで雨に濡れないように保管していた2品種とその辺りのホームセンターで適当に購入した種芋が2種類あります。

今回やったこと

2024年02月03日 作業

種芋の準備

プランターに保管していた種芋を掘り起こしして、適当なネットに入れて風通しが良く寒すぎない明るい場所に吊るします。湿度が多かったり暑すぎたり寒すぎると腐ったりカビたりします。

この時期は乾燥しているので私は室内のキッチン後ろの棚の上に吊るし直射日光に当てることはしません。ガス台付近は料理中に湿度が上がるので避けています。適当でいいです。

使ったもの
  • 化繊のポリ系ネット(布等の吸湿するもの以外なら何でもよい)

育苗・保温(実験)

今回の種芋のうち半分を、初めての試みとして、ジャガイモの芽出しを3号ポットで普通の苗の様に育ててから植え付けてみるつもりです。

分けて40g~50g前後になりそうな大きな芋はジャガイモのヘソを中心に芽の位置を見て縦に切り分けてしばらく乾かしてからポットに入れます。

「ヘソ」はその芋が育つときに栄養をもらっていたストロンという管の名残でジャガイモ1個に1つ存在します。正しく着ると切ったときに真ん中に管の線が色が濃く見えるのでいくつか切って確かめてみましょう。じゃあ何故そこで切るの?っていう一番重要な情報ですが。私は知りません。というか調べたらだいたいそう書かれているので理由なんか忘れました。ほんとごめん。

土は適当に肥料分や栄養がなく菌等のウィルスや有機成分が少ない土が良いでしょう。水持ちも余りよくないものにします。私は畑を60cm以上堀り更にその下の土をなるべく崩さずに使いました。

土を被せたらまだ気温が低いのでそのままビニールトンネルの中に入れます。蒸れないように風通しをよくするため裾は開けます。気温が高すぎる日は日除けや不織布をつかって直射日光に当てず蒸れないようにします。

また逆に夜間や積雪があるような滅茶苦茶冷える日には腐ってしまったり発芽しかけた芽は霜や冷気に滅茶苦茶弱いので、毛布をかけたり不織布をかけて守ってやります。発芽中のジャガイモ弱すぎぴえん。

使ったもの

畝立て

土作りは12月末に米ぬかを使ったぼかしを入れた状態のまま放置していたことと、植え付けの際に株間に牛糞堆肥とぼかしを置いて埋めるのでその他肥料分は入れずにそのまま畝立てします。

また、春の場合は蒸れにくいので、掘った溝に芋を植え付けることで土寄せの際に土を落とすだけで済むようにしました。ちなみに秋の場合は暑さが残るうちに植え付けるので、大雨等で水が溜まって蒸れると腐ってしまうため仕方なく高畝にしています。横着のために頑張って掘りました。溝を掘るときは三角ホーやシャベルや鍬や鋤などの好きな道具を使って掘りましょう。

使ったもの

これからの予定

育苗

その日の気温等によって様子を見ながら2月中旬から下旬まで育苗していきます。

植え付け

2月中旬から3月上旬までに植え付けたいと思います。寒すぎるようなら黒マルチなども試してみたいと考えていますがどうなることやら。

本記事で育てている作物・植物の種類

ジャガイモはいくら作っても困らない。芋は正義。ポテトは正義。だから絶対に年に二度作ります。

和名バレイショ、ジャガイモ
ナス科
ナス属
pH5.0-6.0
植え付け・種まき時期
暖地春 2月、3月
秋 9月
温暖地
中間地
春 2月、3月
秋 8月、9月
寒冷地春 4月、5月
寒地春 4月、5月

※種袋に書いてあるものや今までの感覚・調べた情報を参考にしているので、一般的な情報と異なる場合もあります。

今まで作った芋

インカのめざめ

まだ収穫していないが食味がめちゃくちゃ良く栗みたいに黄色いジャガイモ。粒は小さめで味が非常に濃く作るのが難しいとのこと。休眠がめちゃくちゃ短いので保管中は発芽しないように冷蔵庫の野菜室に新聞紙とダンボールに包んで入れている。

デジマ

春と秋に作れる品種。秋に作って翌春の収穫まで食べている。

ニシユタカ

春と秋に作れる品種。ホクホクとして1粒が大きく秋の収量も結構多かった。秋に作って翌春の収穫まで食べる。

キタアカリ

チンして食べるだけでとても美味しい。しっとり感がありサイズもそれなりで日持ちするので春に収穫して冬まで食べている。ジャガイモ好きには無難なおいしさ。

男爵

ホクホク系のザ・じゃがいも。特定の病気に弱いっぽいが実際のところそんな規模で作ったことがないのでよくわからなかった。

メークイン

長っ細いしっとり系のジャガイモでポテサラとかによく使われる。長めにカットして揚げても美味しい。誰もが知っているド定番品種のうちの一つだと思う。メイクインとかメークィンとかメイクイーンとかメークイーンとかメイクィーンとか言うな一つに統一しろ。って思ってる。

特徴

pHは5以下なら少しだけ石灰を入れて調整します。ただし多いとそうか病になるから注意が必要です。これについていくら調べても7.0以上だと多発する!5.2以上だとリスクが!6以上だと多発する!と書かれていて、結局いくつなんだよって思っています。だから自分でやってみてるのが一番早いです。あとそもそもそうか病って何だよって思った方も多いと思います。見た目が悪くなるけど食えるタイプのやつです。ただし過剰に出ると収量が落ちたりするので気をつけろとのことです。

あと一般的に春に比べて秋の収量は落ちるのと、秋にジャガイモの種芋を買うと値段が春の倍以上とやたらと高いので、春のうちに用意して保管するなり冬に保管して埋めておくなりすると良いです。

品種の選び方について

ジャガイモのどんな要素で選ぶかですが、まず前提として春に向いている品種と春秋で無理なく作れる品種があります。なにが違うのかというと休眠の長さが違います。

春に収穫を終えたジャガイモはそれぞれ品種ごとに一定期間休眠し、秋の植え付けまでに目覚める品種であれば秋も植えられます。また、キタアカリなどは100日程度休眠するのですが、ギリギリ植え付けたとしても芋ができるまでに霜が到来してしまうとその前に枯れてしまい結局ダメになってしまいます。このような事情から地域によって無理なく植えられる芋が変わってきます。

そこから植えられる品種を絞り込み、あとは食味や保存日数の長短、耐病性や収量の差で選ぶと良いでしょう。私は毎度適当で食べてみたいものを植えます。そして繊細な舌を持ち合わせていないので全部美味しいです。結論なんでも良い。