誰でもできる、勢いで借りた畑で育てる秋の水菜(作業1)2023年9月-10月・種まきと土づくり

本記事は小さな家庭菜園で2023年9月に種まきをした「秋の水菜」の1回目の作業記録です。9月下旬から10月上旬の作業記録になります。

栽培記録まとめ – 秋のシャキシャキ水菜2023年9月-2024年1月・現在栽培中

ここ数日やっと涼しくなり25℃を下回る日が出てきたので水菜の種まきと、並行して水菜の土づくりをしました。この場所は前作を片付けた際に籾殻と燻炭を使ったぼかしを1㎡当たり1握り混ぜているので、今回は堆肥を入れたらそのまま畝まで立ててマルチを張ってしまいます。

また水菜の種袋には直に筋蒔きする方法が記載されていましたが、土作り後すぐに種をまいてしまうと、土の発酵などにより幼苗がだめになってしまうと困るので、今回はプラグトレイに種をまいて苗を育てます。

今はこんな段階

種をまいた日 9月30日(現在1日目)

今の状態

ダイソーで1袋50円の水菜の種を買ってきました。かわいらしい種が沢山入っておりたったの50円で水菜食べ放題も夢ではないかもしれないという期待が高まります。

今回やったこと

2023年09月30日 作業

種まき

種蒔きは128穴のプラグトレイを水菜と小松菜で半分ずつ使い64株作りました。水菜の種は1穴に3粒撒きにして様子を見ながら間引きしていく予定です。プラグトレイに土を詰めたら予め下から給水させて種をまき、上から薄くバーミキュライトをかけて覆土しました。種まきに使用した土はホームセンターで用意した種蒔き培土培養土に水持ちを良くするためバーミキュライトを混ぜたものです。南側の半日影に置き、稲用の育苗トレイを敷いてトレイに毎日水を入れて発芽まで管理します。

2023年9月水菜種まき画像
使ったもの
  • BreezyGreen種まき培土 7割
  • 培養土 2割
  • バーミキュライト 1割
  • バーミキュライト 覆土

2023年10月01日 作業

土づくり(荒起こし・堆肥・pH調整)

処分に困っていたカブトムシの幼虫のウンコを入れまくって耕します。植物の成長を阻害するアレロパシー作用があるとかないとかの情報は見なかったことにして、深さ30cmをシャベルやスコップ等でひっくり返すようにして荒く耕していきます。ミミズのウンコの団粒状効果と同じ効果があればいいなあと思っています。知らないけど。

この場所の土のpHを計測したところ5.5だったので0.5程度上げて6.0~6.5に調整するため草木灰を1㎡あたり半掴み撒きシャベルやレーキでまぜまぜしました。このまま10日以上は放置するつもりです。実際には苗が定植サイズになるまで放置するつもりですが正しいやりかたを知らないので、具体的にどれくらいかかるのかは本葉のサイズや徒長具合を見ながら適当にやってみようと思います。

使ったもの
  • ウンコ 100%
  • 草木灰 半握/㎡

畝作り(マルチング)

冒頭でも触れたようにこの場所は前作を撤収する際に、籾殻燻炭と米ぬかを使ったぼかしを入れているので、それを元肥としてこのままマルチを張ってしまいます。手前の1本が水菜の畝です。

面倒くさがりなので、葉物や苗初期は窒素だとかそういうのは正直よくわかりません。それっぽいもの雰囲気で入れているだけなので真似すると痛い目を見るかもしれないのでご注意ください。

使ったもの
  • 幅95cm株間15cmマルチ

これからの予定

土づくり2回目(元肥・畝づくり)

このまま10日以上放置しながら苗の成長具合で定植まで待ちます。また、1週間後に酸度計で土を測りpHが6。0以上なければ元肥と畝立ては見送り草木灰を追加します。苦土石灰でもよいです。

本記事で育てている作物・植物の種類

ダイソーで1袋50円で買った「丈夫で作りやすい京みずな」

和名ミズナ・キョウナ
アブラナ科
アブラナ属
pH6.0-6.5
植え付け・種まき時期
暖地秋 7月、8月、9月、10月、11月
温暖地
中間地
秋 7月、8月、9月、10月
寒冷地秋 7月、8月、9月
寒地秋 7月、8月

※種袋に書いてあるものや今までの感覚・調べた情報を参考にしているので、一般的な情報と異なる場合もあります。

特徴

私の家庭菜園では株が大きくなっても苦みが少なくみずみずしいまま、自家消費で長期間楽しめています。一緒に植えた同じアブラナ科の野菜よりも虫食いが少なく感じ、元肥のみでやたらと頑丈に育っています。葉の形状から虫食いが目立たないだけかもしれないけれど。