誰でもできる、勢いで借りた畑で育てる春のブロッコリーだかカリフラワーだかわからないロマネスコ(作業1)2024年01月・種まきと保温管理

本記事は小さな家庭菜園で2024年1月に種まきをした「春のロマネスコ」の1回目の作業記録です。1月下旬の作業記録になります。

栽培記録まとめ – 春のブロッコリーだかカリフラワーだかわからないロマネスコってやつ2024年1月-2024年6月・現在栽培中

この春、話題の西洋野菜という芳しい言葉につられて安易な考えで育てることを決めた2つの野菜のうちの1つロマネスコです。※もう一つはロメインレタス

今まで食べたこともないし農協で見かけたことしかなかったので、今回はお試し栽培ということにして少量の種を個人間取引で入手しました。

余談ですが実は種まきの段階から一つ問題がありました。私が購入した種はロマネスコと紫カリフラワーの2種類まとめ売りで、商品説明にしっかりと記載されておりはじめから分かっていたのですが、両方の種が混ざった状態で梱包れたものでした。

見ればわかるだろと高を括っていたのですが、実際に受け取って開けたところ全く同じ種にしか見えませんでした。なんとなくで分けてはみたものの正直全く自信が無いので、同じ畝に2種類植えることにして全部蒔くことにしました。というわけで今回は数撃ちゃあたる作戦です。

今はこんな段階

種をまいた日

1月20日(現在1日目)

今の状態

個人間売買でロマネスコとカリフラワーのミックス種を買った結果どっちがどっちか微塵も分からなかった。赤っぽい方と黒い種で分けてはみたが1ミリも自信がないので全部育てることにしました。

今回やったこと

2024年01月20日 作業

種まき

種蒔きは200穴のプラグトレイを半分にカットしたものの半分を使い50株作ります(もう半分はロメレタ)。プラグトレイに土を詰めたら予め下から給水させて種をまき、上から薄くバーミキュライトをかけて覆土しました。種まきに使用した土はホームセンターで用意した種蒔き培土5培養土4に水持ちを良くするためピートモスを1混ぜたものです。

発芽までは南側の半日影に置き2日間は直射日光を避けます。

発芽日数は3~5日とのことですが発芽適温が20~25℃です。今現在全く気温が足りないので、2月中旬頃の植え付けに間に合う気が一切しません。がんばれ種。

発芽後の管理はまた改めて記事にしますが、寒い時期は夕方以降水やりをせず、ひょろひょろと徒長をさせないように太く育つようにすると良いそうです。

使ったもの
  • BreezyGreen種まき培土 7割
  • 培養土 2割
  • バーミキュライト 1割
  • バーミキュライト 覆土

防寒

最近は地面が凍るのでプラグトレイを発泡スチロールに入れ、下に何か噛ませて地面から浮かせます。画像にはないのですが、その上から1本100円もしないふにゃふにゃ支柱のダンポールを2本にカットしたものを地面に挿してミニアーチを作り、100円ショップで購入したぶ厚めのごみ袋を切り簡易保温トンネルで保温します。発芽適温20~25℃とか絶対に無理だと思っています。発芽がうまく行かなかったらしれっと何もなかったことにする予定です。

使ったもの

これからの予定

土づくり1回目(元肥・畝づくり)

植替え予定の2月中旬に間に合うように土作りと畝立てをします。生の米ぬかや苦土石灰でのpH調整も含めると3~4週間前には動き出したいところですが、植え付け予定の上は前作でpH調整ができていたようなので(最近計測済で6.5あった)、2周間前に牛糞堆肥、1周間前に米ぬかと薫炭のぼかしを入れてから植え付けようと思います。

鉢上げ

無事発芽して芽が出て数センチまで大きくなってきたら2~3号のポットの植え替えて育苗します。

本記事で育てている作物・植物の種類

食味食感が良くめちゃくちゃ美味しい(らしい)ブロッコロ・ロマネスコ

和名ロマネスコ、うずまき
アブラナ科
アブラナ属
pH6.0-6.5
植え付け・種まき時期
暖地春 1月
秋 7月、8月
温暖地
中間地
春 1月
秋 7月、8月
寒冷地春 4月、5月、6月
寒地春 4月、5月、6月

※種袋に書いてあるものや今までの感覚・調べた情報を参考にしているので、一般的な情報と異なる場合もあります。

特徴

最近農協とかでよく見かけるブロッコリーだかカリフラワーだかわからない食べ物です。名前もカリッコリーだのカリブロだのうずまきだの定まらないやつ。

色々ややこしいから素直に輸入前の呼び名ロマネスコとだけ呼べよと思ったのは置いといて、ブロッコリー史上一番うまいと食味の評判が良いそうです。大体流行りたての食べ物は一番うまいとか言われがちなんだろ?知ってっかんなみたいな懐疑心まみれの感情は抑えつつ、食べたことも育てたこともないけれど流行りに乗っかって育てることにしました。

収穫時には私もまんまと手のひらを返して「一番うまいブロッコリーだかカリフラワーだかわかんないやつ」と豪語していることでしょう。